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ディンヒル(デインヒル)
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■ディンヒル(デインヒル)■ノーザンダンサーに近い血脈のダンチヒ(ダンジグ)産駒
ディンヒル(デインヒル)(Danehill)、牡、鹿毛、アメリカ生産、イギリス調教
生没年月日・1986年3月26日−2003年5月13日
父ダンチヒ(ダンジグ) 母レイジーアナ
生産者・  馬主・ハーリド・ビン・アブドゥッラー
調教師・ジェレミー・トゥリー  主戦騎手・パット・エデリー
競走成績・9戦4勝(4−1−2−2) 主な勝利・
■コメント
ディンヒル(デインヒル)は、1986年にアメリカで生まれ、イギリスで調教されました。

現役の競走馬時代には、短距離馬として実績を残しましたが、種牡馬としては距離が万能の活躍をし、大成功しました。

さらに後継種牡馬も育ち、世界中でディンヒル(デインヒル)系が形成されつつあります。

北半球と南半球を渡るシャトル・サイヤーの先駆であり、世界でも勢いのある系統の祖です。

□ディンヒル(デインヒル)を知るおすすめ作品

■血統
ディンヒル(デインヒル)は、父ダンチヒ(ダンジグ)母レイジーアナ(ヒズマジェスティ)という血統です。

個人的には、競馬のスピード化などから、ノーザンダンサー系でもスピード血脈が強いダンチヒ(ダンジグ)系が最も有力な主流血脈となる可能性があり、なかでも血統的にノーザンダンサーに近い(ディンヒル(デインヒル)はノーザンダンサーの母・ナタルマ3×3の強いインブリードがあり、ノーザンダンサーと同じ母系)ディンヒル(デインヒル)が、ノーザンダンサー系の主流血脈になるのではないかと考えます。

母の父がリボー産駒のヒズマジェスティで、大レースなどに強いリボーの血脈が入り、底力が強化されているように感じます。

前述のようにノーザンダンサーと同じ母系です。


■履歴
▼現役時代
▽2歳
1988年7月の2歳でイギリスの未勝利ステークスでデビューし、デビュー戦は2着、続く未勝利ステークスに勝ち、フランスでサラマンドル賞が8着でこの年を終えます。

▽3歳
1989年の3歳でイギリスのヨーロピアンフリーハンデに勝ち、英2000ギニーがナシュワンの3着、続くアイルランドで愛2000ギニーがシャーディーの4着、コーク&オラリーステークスに勝ち、ジュライカップが3着、スプリントカップに勝ち、GTを勝利し、競走馬を引退しました。

GT勝ちがスプリントカップのみで、競走実績は驚くべき成績ではありません。

▼現役引退後
引退後は、アイルランドで種牡馬となりました。

競走馬時代と比較にならないほど種牡馬として大成功しました。

北半球がオフシーズン(秋・冬)の時は、南半球で種付けをしました。

いわゆるシャトル・サイヤーの先駆ですね。

主な産駒・・・
ノースライト(英ダービー)
デザートキング(愛ダービーなど)
ディラントーマス(凱旋門賞など)
デュークオブマーマレード(キングジョージY&クイーンエリザベスステークスなど)
ロックオブジブラルタル(英2000ギニーなど)
など

多数の大レース勝ち馬がおり、2005年にはイギリスで長らくリーディングサイヤーとして君臨していたサドラーズウェルズを破る快挙を成し遂げました。

イギリスのリーディングサイヤーにはその2005年から2007年まで3年連続3回君臨しています。

ディンヒル(デインヒル)は、2003年に放牧中に転倒し死亡しており、死後リーディングサイヤーになったことになり、すごいですね。

他にフランスのリーディングサイヤーは2回(2001年、2007年)、南半球でオーストラリアのリーディングサイヤーに9回(1994/1995年−1996/1997年、1999/2000年−2004/2005年)なっています。

母の父として・・・
フランケル(英2000ギニーなど)
デインドリーム(凱旋門賞、キングジョージY&クイーンエリザベスステークスなど)
フェノーメノ(天皇賞・春2回など)
アンテロ(仏ダービー)
など

産駒もまた種牡馬として活躍し、北半球ではデインヒルダンサーが2009年にイギリス・アイルランドのリーディングサイヤーに、ダンシリが2006年にフランスのリーディングサイヤーに、南半球ではリダウツチョイスが2005/2006年と2009/2010年の、フライングスパーが2006/2007年のオーストラリアのリーディングサイヤーとなっています。

日本では香港の馬でフェアリーキングプローンが安田記念を勝ち、香港スプリントも勝っています。

さらに日本では1996年に1年だけリース種牡馬として種牡馬生活を送っています。

産駒としては、神戸新聞杯に勝ったフサイチソニック(種牡馬)やブレイクタイム(京王杯オータムハンデ2回、安田記念2着)などを出した程度で、その後に外国産馬として秋華賞やエリザベス女王杯などを勝ったファインモーションなどを出していますが、世界的成功と比較すると物足りなさを感じます。

母の父としては、英2000ギニーなどを勝った怪物・フランケルなどを出し、日本でも天皇賞・春などを勝ったフェノーメノなどを出しています。

今後も注目ですね。

前述のように、2003年に放牧中に転倒し死亡しました。


□ディンヒル(デインヒル)を知るおすすめ作品

■競走成績
開催日 開催国 競馬場
レース名

距離


頭数
人気
着順
斤量
着差

騎手
タイム

1着(2着)


1988.7.7 英 ニューマーケット
未勝利S

T6F


10



短頭

P・J・エデリー


Chief’s Image

1988.8.18 英 ヨーク
未勝利S

T6F






1・1/2

P・J・エデリー
1.13.82

(FirstSecretary)


1988.9.18 仏 ロンシャン
サラマンドル賞

T1400
GT







P・J・エデリー


Oczy Czamie


1989.4.19 英 ニューマーケット
ヨーロピアンフリーH

T7F








P・J・エデリー
1.27.57

(Folly Foot)


1989.5.6 英 ニューマーケット
英2000ギニー

T8F
GT

14





P・J・エデリー


Nashwan


1989.5.20 愛 カラ
愛2000ギニー

T8F
GT

12





P・J・エデリー


Shaadi


1989.6.22 英 アスコット
コーク&オラリーS

T6F
GV

12




W.カーソン
1.12.95R

(Nabeel Dancer)


1989.7.13 英 ニューマーケット
ジュライC

T6F
GT

11





P・J・エデリー


Cadeaux Genereux


1989.9.2  ヘイドッグ
スプリントC


T6F
GT







P・J・エデリー
1.12.75

(Cricket Ball)


■5代血統図
Natalma3×3、Hyperion5×5
Danzig

1977 鹿毛
Northern Dancer

1961 鹿毛
Nearcic Nearco Pharos
Nogara
Lady Angela Hyperion
Sister Sarah
Natalma Native Dancer Polynesian
Geisha
Almahmoud Mahmoud
Arbitrator
Pas de Nom

1968 黒鹿毛
Admiral’s Voyage Crafty Adomiral Fighting Fox
Admiral’s Lady
Olympia Lou Olympia
Louisiana Lou
Petitioner Petition Fair Trial
Art Paper
Steady Aim Felstead
Quick Arrow
Razyana

1981 鹿毛
His Majesty

1968 鹿毛
Ribot Tenerani Bellini
Tofanella
Romanella El Greco
Barbara Burrini
Flower Bowl Alibhai Hyperion
Teresina
Flower Bed Beau Pere
Boudoir
Spring Adieu

1974 鹿毛
Buckpasser Tom Fool Menow
Gaga
Busanda War Admiral
Businesslike
Natalma Native Dancer Polynesian
Geisha
Almahmoud Mahmoud
Arbitrator

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