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■エクリプス■競馬の父
エクリプス(Eclipse)、牡、栃栗毛、イギリス生産、イギリス調教
生没年月日・1764年4月1日−1789年2月26日
父マースク 母スピレッタ
生産者・カンバーランド公爵  馬主・ウィリアム・ワイルドマン→デニス・オケリー
調教師・ジョン・オークリー他(注1)  主戦騎手・ジョン・オークリー
競走成績・18戦18勝(18−0−0−0)(諸説あり) 主な勝利・
■コメント
(注1)当時は騎手と調教師、厩務員の区別は明瞭ではなく、騎手ジョン・オークリー、馬主ウィリアム・ワイルドマンらが調教していた。

(注2)ヒートレースとは競馬において、同一の組み合わせの競走馬によって複数回の競走を行うことで優勝を決める方式の競走です。
1回のレースを1ヒートと呼び、ある馬が2回ないし3回優勝するまで続けてヒートが行われました。
(エクリプスはあまりにも強すぎて次のヒートが行われない・・・大差がつくと勝負ありとし、次のヒートが行われませんでした・・・ことも多かったようですね)

エクリプスは、1764年にイギリスで生まれ、イギリスで調教されました。

戦績は諸説ありますが、一般に18戦18勝といわれています。

とにかく無敗だったようです。

サラブレッドの父系に大きい影響力があり、諸説ありますが、サラブレッドの父系の95パーセントはエクリプス系ともいわれています。
(2013年5月現在)

その影響力の大きさから「サラブレッドの父」とも「競馬の父」ともいわれることがあります。

ことわざ「Eclipes first,the rest nowhere.」(意味:「唯一抜きん出て並ぶ者なし」・・・by新英和大辞典 研究社)で知られます。


エクリプスが生まれた18世紀中頃は、まだジョッキーズクラブも結成されず、エプソムダービーなど今日知られるレースも行われておらず、王侯などが開催する一部のレースを除けば、貴族や富豪などの賭けの対象のレースが中心でした。

また競走形態も後世のものと異なり、ヒートレース(注2)が盛んでした。

この時代の競走馬といえば、主にアジア半島や北アメリカ、小アジアから輸入あるいは略奪したアラブ種のことを指しました。

サラブレッドはまだ成立しておらず、競走馬はランニングホースと呼ばれていました。

エクリプス自身も競走馬時代はサラブレッドと呼ばれていなかったはずです。

1791年のジェネラルスタッドブック序巻の発刊をもって、サラブレッドの成立とされることが多いようです。



□エクリプスを知るおすすめ作品

クリプスは1764年4月1日の日食の日に生まれたといわれ、名前の由来も日食(solrar eclipes)からといわれています。

生産者は、エクリプスとともに「根幹種牡馬」といわれる重要な種牡馬のヘロドも生産したカンバーランド公爵です。

エクリプスの生誕には古き時代で謎や不明な点が多いようです。


1歳となった1765年に、カンバーランド公爵が死亡したためエクリプスを含め彼の所有馬は全てセリに出されます。

セリはウィリアム・ワイルドマン不在で成立(エクリプスは70ギニーで落札)しかけますが、ワイルドマンの公示前にセリが始まったことへの抗議で、再度行われ、ワイルドマンが75ギニーで落札し、エクリプスを手に入れます。

エクリプスは非常に気象が荒く、去勢も考えましたが、知り合いのデニス・オケリーらの勧めもあり、思いとどまりました。

去勢されなかったのは、父系としてのエクリプス系の繁栄などを見ると幸いでしたね。

当時は5歳6歳からのデビューも普通でエクリプスも5歳でした。

デビュー前から調教での走りなどが素晴らしく評判が高かったようですね。


エクリプスは、父マースク母スピレッタ(父レギュラス)という血統です。

父マースクも母スピレッタもカンバーランド公爵の所有馬でした。

父マースクは競走馬として6戦3勝で、種牡馬としての評価はあまり高くなかったが、エクリプスの活躍で評価が高まりました。

母スピレッタは1戦して着外でした。

全妹プロサーパインは娘にルナを出し、ルナはファミリーナンバー12−g号族の祖となりました。

日本では、ハイセイコーやタニノムーティエ・タニノチカラ兄弟などがこの母系です。

なお、父はマースクではなくシェイクスピアとの説もあります。

スピレッタはマースクに交配される前にシェイクスピアとも交配されたそうです。

シェイクスピアとエクリプスは特徴が似ているともいわれます。

しかしこれは仮説で、公式には父はマースクです。

シェイクスピアの父系もマースクと同じダーレーアラビアンに遡り、父系はいずれにしても同じです。



エクリプスは、1769年5月にイギリスのノーブルメン&ジェントルメンズプレート(貴族と紳士のプレート)でデビューします。

このレースを快勝しますが、このレースでの快走で「Eclipes first,the rest nowhere.」という言葉が生まれたようです。

この年はデビュー戦も含め9戦しましたが、全て圧勝だったようです。


1770年も9戦しますが全て圧勝で、10月4日のキングズ100ギニーに勝ったのを最後に引退します。

競走馬の引退後は種牡馬となりました。


エクリプスは圧倒的強さで、マッチレースを挑もうという馬はほとんどいませんでしたが、1770年の初めにマッチレースがありました。

相手はブケファロスという実績馬でしたが、エクリプスはこのマッチレースを楽勝しています。

4月の終わりにオケリー氏はエクリプスの権利を全て買い取り、10月には同時代の強豪・ゴールドファインダー(13戦不敗)とのマッチレースが予定されましたが、ゴールドファインダーが故障で引退し、マッチレースは幻に・・・
(オケリー氏はイギリスで名をはせたギャンブラーで、流刑を特赦で免除され、金の力で大佐の地位になリ、馬産家として成功するなどした怪しげな人物です、怪しい出自や第12代ダービー卿などの反対のため死ぬまでジョッキークラブの会員になることができませんでした)

エクリプスは、あまりの強さに最後は挑む者もいなくなり、この年で引退しています。


エクリプスは18世紀最強とされることが多いようです。

少なくともこの時代の最も重要な種牡馬の1頭で、かつ後世に最も知られていますね。

競走成績は18戦18勝で、ヒートレースでも各ヒートでも1度も負けず、全て2戦以内で決着をつけています。

走法は頭を地面すれすれに下げて走る独特のものでした。

あまりの強さに生涯に少なくとも8回の単走を記録しています。



種牡馬となると、3頭の英ダービー馬を筆頭に多くの勝ち馬を出していますが、なんとリーディングサイヤーにはなっていません。
(英ダービーの始まりはエクリプスの晩年の1780年)

この時代はヘロド系が全盛で、ヘロドが8回、ヘロドの息子のハイフライヤーが13回もリーディングサイヤーになっています。

ハイフライヤーの13回はサドラーズウェルズに破られるまで最多記録でした。

そのため1778年から1788年まで11年連続種牡馬ランキング2位です。

母の父としては、ヘドロ=ハイフライヤー系種牡馬を中心に多くの名馬を出しています。


主な産駒

ポテイトーズ(ネアルコハイペリオンネイティヴダンサーなど現在の父系の大半の祖先、現在の主流血脈といわれるファラリス系<→ファロス系→ネアルコ系>などの祖先)、キングファーガス(1797年英リーディングサイヤー、セントサイモン系の祖先)、ヤングエクリプス(英ダービー)、サルトラム(英ダービー)、サージェント(英ダービー)、ダンガノン(サージェントの全兄、25戦23勝)、アネット(英オークス)、ジョーアンドリュース(ジョーアンドリュース系の祖、現在は滅亡)、マーキュリー(マーキュリー系の祖、現在は滅亡)など



ブルードメアサイヤー

フェノメノン(セントレンジャー、ドンカスターカップ・父ヘロド)、スカイスクレーパー(英ダービー・父ハイフライヤー)、ヴァランテ(英オークス・父ハイフライヤー)、オベロン(ドンカスターカップ・父ハイフライヤー)、スタンフォード(ドンカスターカップ2回・父サーピーターティズル)アーチデューク(英ダービー・父サーピーターティズル)、パリ(英ダービー・父サーピーターティズル)、ターター(セントレジャー・父フロリゼル)、ジョンブル(英ダービー・父Fortitude)、ベリナ(英オークス・父Rockingham)、エフエメラ(英オークス・父ウッドペッカー)、タグ(英オークス・父Trentham)など

タグ以外はヘロド系種牡馬


エクリプスの骨格などの研究からエクリプスは当時としてはかなり大きな馬体で、特徴も当時のほかの馬との違いが見られ、心臓も大きく14ポンド(約6.35キログラム)もあったとされます。
・・・現在の通常のサラブレッドで9ポンド(約4キログラム)ぐらいといわれています・・・

前述の骨格などの研究から、エクリプスは現在のサラブレッドに似ています。

現在のサラブレッドに近い先進性もあったのかもしれませんね。

エクリプスはかなり斬新なフォルムだったようですね。

エクリプスが現在のサラブレッドに似ているのではなく、現在のサラブレッドがエクリプスに似ているともいわれます。

異常な気性の激しさが勝負根性などにつながり、体格も現在のサラブレッドに似ているのがエクリプスのようですね。

後世への影響の大きさから古すぎる馬ですが「番外の」最強馬ともいえます。



・エクリプスの関連記事
競馬の父・エクリプス


□エクリプスを知るおすすめ作品

■競走成績
開催日 開催国 競馬場
レース名

距離


頭数
人気
着順
斤量
着差

騎手
タイム

1着(2着)


1769.5.3 英 エプソム
ノーブルメン&ジャントルメンズプレート
(ヒート)
T32F








J・オークリー





1769.5.29 英 アスコット
ノーブルメン&ジャントルメンズプレート
(ヒート)
T16F








J・オークリー





1769.6.13 英 ウインチェスター
キングズ100ギニー
(ヒート)
T32F








J・オークリー





1769.6.15 英 ウインチェスター
シティプレート

T32F






単走

J.オークリー





1769.6.26. 英 ソールズベリー
キングズ100ギニー

T32F






単走

J・オークリー





1769.6.29 英 ソールズベリー
シティフリープレート
(ヒート)
T32F








J・オークリー





1769.7.25 英 カンタベリー
キングズ100ギニー

T32F






単走

J・オークリー





1769.7.27 英 ルイス
キングズ100ギニー
(ヒート)
T32F








J・オークリー





1769.9.19 英 リッチフィールド
キングズ100ギニー
(ヒート)
T24F








J・オークリー





1770.4.17 英 ニューマーケット
マッチレース

T33F







J・オークリー





1770.4.19 英 ニューマーケット
キングズ100ギニー
(ヒート)
T32F








J・オークリー





1770.6.5 英 ギルドフォード
ヒズマジェスティーズ100ギニー

T32F






単走

J・オークリー





1770.7.3 英 ノッティンガム
ヒズマジェスティーズ100ギニー

T32F






単走

J・オークリー





1770.8.20 英 ヨーク
ヒズマジェスティーズ100ギニー

T32F






単走

J・オークリー





1770.8.23 英 ヨーク
グレートサブスプリクション

T32F








J・オークリー





1770.9.3 英 リンカーン
ヒズマジェスティーズ100ギニー

T32F






単走

J・オークリー





1770.10.3 英 ニューマーケット
150ギニー

T33F








J・オークリー





1770.10.4 英 ニューマーケット
キングズ100ギニー

T32F






単走

J・オークリー





■4代血統図
Snake Mare3×4、Snake4×4×5
(注3)Snake Mare(Sister to Old Country Wench)、(注4)Hutton’s Bay Turk(Hutton’s Bay Bard)
Marske
(or
Shakespeare 
1745)
イギリス
1750 黒鹿毛
Squirt

1732 栗毛
Bartlett’s Childers Draley Arabian
Berry Leedes
Snake Mare(注3) Snake
Grey Wilkes
Blacklegs Mare
(The Ruby Mare)

生年不明
Hutton’s)Blacklegs Hutton’s Bay Turk(注4)
Coneyskins Mare
Bay Bolton Mare Bay Bolton
Fox Cub Mare
Spilletta

1749 鹿毛
Regulus

1739 鹿毛
Goldolphin Arabian 不明
不明
Grey Robinson Bald Galloway
Snake Mare(注3)
Mother Western

1731
Easby Snake Snake
Akaster Turk Mare
Old Montagu Mare Old Montagu
Hautboy Mare

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