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1950年生まれ以前の名馬>>>>>>

■フライングフォックス■
フライングフォックス(Flying Fox)、牡、鹿毛、イギリス生産、イギリス調教
生没年月日・1896年−1911年3月21日
父オーム 母ヴァンパイア
生産者・Easton Stud  馬主・初代ウェストミンスター公爵
調教師・ジョン・ポーター  主戦騎手・
競走成績・11戦9勝 主な勝利・英3冠
■コメント
フライングフォックスは、1896年にイギリスで生まれ、イギリスで調教されました。

1899年のイギリス3冠馬


□フライングフォックスを知るおすすめ作品

■履歴
▼現役時代
▽2歳、3歳
フライングフォックスは、2歳時に5戦2勝、3歳時にイギリス3冠(英2000ギニー・英ダービー、英セントレジャー)を含む6戦6勝でした。

他にジョッキークラブステークス、エクリプスステークス、プリンスオブウェールズステークスなどを制しています。

・競走成績
1898年 5戦3勝
1899年 6戦6勝

▼種牡馬として(現役引退後)
3歳の翌年の1900年も現役続行の予定でしたが、馬主の初代ウェストミンスター公爵が死亡したため、エドモン・ブラン氏に買われ、フランスで種牡馬となりました。

仏ダービー、パリ大賞、リュパン賞などを制したアジャックス(5戦5勝、種牡馬としても成功)などを出し、3回のフランスのリーディングサイヤーとなる成功をしました。

■血統とエピソード
生産者は馬産家として成功した初代ウェストミンスター公爵で、同馬はその最後の活躍馬です、祖父のオーモンドと同じくイギリス3冠馬となりました

ちなみに牝馬3冠<英1000ギニー・英オークス・英セントレジャー>のセプターもウェストミンスター公爵の生産馬です→セプターは英2000ギニーも制しており、4冠馬ともいえます

フライングフォックスは、父オーム母ヴァンパイア(父ガロピン)という血統です

父オームは、父がイギリス3冠馬・オーモンド、母が大種牡馬・セントサイモンの全姉・アンジェリカ

フライングフォックスの母・ヴァンパイアは自分の子供を殺してしまう気性に問題のある馬で、他牧場への輸送や相手の種牡馬に危険が及ぶ可能性があり、ガロピン3×2の強いインブリードを承知で自分が所有していたオームと交配しました


□フライングフォックスを知るおすすめ作品

■3代血統図
Galopin3×2、 Vedette4×3×5、Stockwell5×5、Voltarite5×5
Orme

1889 鹿毛
Ormonde

1883 鹿毛
Bend Or
Lily Agnes
Angelica

1879 鹿毛
Galopin
St.Angela
Vampire

1889 黒鹿毛
Galopin

1872 鹿毛
Vedette
Flying Duchess
Irony

1881 栗毛
Rosebery
Sarcasm

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