１９９０年代ロック・ポップス（メインウェーブ）

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■１９９０年代ロック・ポップス■

１９９０年代ロック・ポップスは多様な音楽が生まれました。
特に大きな流れは（ジャンル分けすべきかもしれませんが）ヒップ・ホップでしょう。
現在のところはここでヒップ・ホップは取り上げていませんが、今後取り上げる可能性はあります。

『モーニンググローリー』
オアシス

イギリス・マンチェスターのギャラガー兄弟を核としたオアシスの２枚目のアルバム

たった２週間で作り上げたといわれるこのアルバムでオアシスの名を世界に知らしめました

１９９０年代イギリス・ロックの最高峰・アルバム

『ネヴァーマインド』
ニルヴァーナ

アメリカ・シアトルから発したグランジ・ロックを世界へ広めるきっかけとなった重要アルバム

重々しくノイジーな音と美しいメロディが重なりパンク・ロックにつながるいい意味での破壊力を持ったアルバムです

収録曲「スメラズ・ライク・・ティーン・スピリット」も大ヒットしました

『愛なき世界（Ｌｏｖｅｌｅｓｓ）』
マイ・ブラッディ・バレンタイン

ギターのイズに埋め尽くされた音の世界に柔らかなヴォーカルが浮遊しています

当時の所属レーベル・クリエイションの経営を傾けたほどの費用を注ぎ込み制作されたこのアルバムはたしかに１９９０年代の傑作アルバムとなりました

ギターのアップと思われるアート・アークもこのアルバムの特徴を示しています

『オアシス（ＤｅｆｉｎｉｔｅｌｙＭａｙｂｅ）』オアシス	『パーク・ライフ』ブラー	『スクリーマデリカ』プライマル・スクリーム
オアシスの記念すべきデビュー・アルバムリアムの粘っこいヴォーカルとノエルの作る美しいメロディでイギリスを制覇し世界へ向かいます	ブラーは３枚目のこのアルバムでイギリスを代表するバンドとなりますイギリス・ロックの魅力にあふれています	アルバムごとに音楽の表情を変える彼らがテクノ、クラブに接近したのが本作個人的には彼らの最高傑作と思います

『アーバン・ヒムス』ザ・ヴァーヴ	『ザ・マン・フー』トラヴィス	『モーズリー・ショールズ』オーシャン・カラー・シーン
オアシスのノエルも一目置いたリチャード・アシュクロフト率いたヴァーヴのラスト・アルバムにして最高傑作	静寂な音の中に強いロックを感じる傑作イギリスでのロング・セラーも納得です	骨太なイギリス・ロックを聴かせる彼らどっしりとした腰の座った力作

『ザ・ベンズ』レディオヘッド	『ＯＫコンピューター』レディオヘッド	『ＴＥＮ』パール・ジャム
レディオヘッドの２枚目のアルバム内省的な音世界は本作で形作られました個人的には彼らのアルバムで最も好きです	レディオヘッドの３枚目のアルバム世界的な成功へ向かうのは本作からで彼らのターニング・ポイントとなりました	ニルヴァーナとともにグランジ・ロックの代表とされるパール・ジャムのデビュー・アルバム本作と続く『Ｖｓ』は力強いアメリカン・ロック・アルバムだと思います

『メロンコリーそして終わりなき悲しみ』スマッシング・パンプキンズ	『ミュージックス・ボックス』マライア・キャリー	『Ｋ』クーラ・シェイカー
スマッシング・パンプキンズの２枚組２８曲のボリュームを誇る３枚目のアルバム彼らの最高傑作だと思います	大成功したきらびやかな「ゴージャス・マライア」になる前の「素顔のマライア」といった印象のアルバム個人的にはマライアのアルバムで最も好きです	イギリス・ロックでインド音楽への接近といえばビートルズを思い起こしますドライヴするギターサウンドが格好いい！

『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
ミクスチャー・ロックの代表格・レッド・ホット・チリ・ペッパーズの傑作アルバム

べック、パブリック・エナミー、ストーン・ローゼズ、プロディジーズ、ケミカル・ブラザーズ

ゴールディ、トリッキー、アラニス・モリセット、パフ・ダディ、ブッシュ、セリーヌ・ディオン

パルプ、ラーズ、ポール・ウェラー、ジュエル、フィーティ＆ザ・ブローフィッシュ