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日本ダービーで戦後最年少ジョッキーなるかに注目
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■コラム■■■■■
日本ダービーで戦後最年少ダービージョッキーになるかに注目■

日本の多くの競馬関係者(ホースマン)の憧れといわれる日本ダービー

(2022年5月)29日に行われます

その大舞台に勝てば21歳2カ月18日の戦後最年少ダービージョッキーになる菅原明良騎手がオニャンコポンで挑みます

戦前も含めた年少ダービージョッキーでは、歴代3位となる可能性があります

年少ダービー優勝騎手上位5人・・・
20歳3カ月15日 前田長吉    1943年    クリフジ・・・・・・・・・・・・・・
20歳6カ月27日 井川為男 1935年 ガヴアナ―
22歳3カ月28日 伊藤正四郎 1936年 トクマサ
23歳0カ月20日 中村広  1938年 スゲヌマ 
23歳7カ月28日 田島良保  1971年 ヒカルイマイ 

ダービー初挑戦優勝騎手・・・
1932年   函館孫作         ワカタカ・・・・・・・・・・・・・・・
1937年 中嶋時一  ヒサトモ
1939年 阿部正太郎  クモハタ 
1940年  末吉清 イエリユウ
1943年 前田長吉 クリフジ 
1944年 橋本輝雄 カイソウ
1949年 近藤武夫 タチカゼ 
1965年 山本正司 キーストン 
1966年 清水久雄 テイトオー 
1970年 伊藤伊佐夫 タニノムーティエ      
1971年 田島善保 ヒカルイマイ
2003年 Mデムーロ ネオユニヴァース


菅原明良騎手の戦後最年少ダービージョッキーへの挑戦・・・
20歳2カ月18日 菅原明良    2022年    オニャンコポン・・・・・・・・・・・

騎乗するオニャンコポンは、2歳のG1・ホープフルステークスこそ11着でしたが、3歳のG3の京成杯を勝ち、3冠第1弾のG1・皐月賞で6着となりました

オニャンコポンの父は2010年の日本ダービー馬・エイシンフラッシュ、母の父は同期の皐月賞馬で日本ダービーが3着だったヴィクトワールピサです

父エイシンフラッシュは勝った日本ダービーで上がり3ハロン32秒7のいまだ破られぬ同レース最速を記録しました

古馬になって2012年の天皇賞・秋を制し、東京コースでの強さを感じさせました

母の父のヴィクトワールピサは2010年の皐月賞、有馬記念、2011年のドバイのドバイワールドカップなどを制しています

人馬とも(菅原明良騎手・オニャンコポン)に注目です


増補改訂版 消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡
いまだ破られぬ最年少(日本)ダービージョッキー・前田長吉氏
たった2年半の騎手生活の後、第二次世界大戦で戦病死した
しかし歴史的戦前の名牝クリフジに全騎乗した伝説の騎手
謎が多かった彼の人生をひもとく
ちなみにクリフジは牝馬ながら日本ダービーを制し、11戦全勝、オークス、菊花賞を制しています
またシンボリルドルフの調教師だった野平祐二氏が「日本競馬史上最強馬」に挙げています


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