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エルコンドルパサー
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■史上最強馬RANKING−日本−INDEX■■■■■

シンボリルドルフ ディープインパクト エルコンドルパサー サイレンススズカ シンザン
マルゼンスキー スペシャルウィーク グラスワンダー サクラローレル ナリタブライアン
テイエムオペラオー メジロマックイーン トウカイテイオー ビワハヤヒデ マヤノトップガン
タマモクロス オグリキャップ トウショウボーイ テンポイント スピードシンボリ
ミスターシービー

■エルコンドルパサー■世界制覇に最も近づいた日本調教馬 RANKING3位
エルコンドルパサー(El Condor Pasa)、牡、鹿毛、アメリカ生産、日本調教
生没年月日・1995年3月17日−2002年7月16日
父キングマンボ 母サドラーズギャル
生産者・タカシ・ワタナベ  馬主・渡邊隆
調教師・二ノ宮敬宇  主戦騎手・蛯名正義
競走成績・11戦8勝(8−3−0−0) 主な勝利・サンクルー大賞、ジャパンC、NHKマイルカップ
■コメント
世界最高峰のレースといわれる凱旋門賞で最先着(2着)している日本調教馬がエルコンドルパサーです。


エルコンドルパサー 王者の飛翔(DVD)

世界最高峰の頂に最も近づいた日本調教馬がエルコンドルパサーです。

このDVDは日本競馬の恵まれた賞金体系ではなく、世界制覇に賭けた渡邊隆オーナーとエルコンドルパサーの関係者たちの戦いの軌跡です。

世界と差のあった時代に、世界レベルで戦った勇者・・・

今日、日本競馬が世界に近づいたのもエルコンドルパサーのおかげかもしれません


つまり、「世界制覇」・「世界の頂(いただき)」に最も近づいた日本調教馬は、エルコンドルパサーになります。

日本競馬史上最も国際的評価が高い馬は、エルコンドルパサーです。

エルコンドルパサーは、前述のように、1999年に世界最高峰のレースの一つといわれる凱旋門賞で2着した実績・快挙があります。

競馬における強さを示す国際クラシフィケイションにおいて、1999年に134ポンドを記録していますが、これが日本調教馬の最高レートとなっています。

サンクルー大賞での圧勝、なにより凱旋門賞において当時無敵、最強、近年でも名馬と評価されるモンジューの1/2馬身差の2着になった実績・快挙が影響していると思います。

世界制覇に迫ったエルコンドルパサーの「エルコンドルパサー 王者の飛翔」は、凱旋門賞制覇を目指したエルコンドルパサーを追ったDVD

エルコンドルパサーを知るおすすめ作品

▼血統
父キングマンボは、父が大種牡馬ミスタープロスペクター、母がブリーダーズ・カップ2連覇などG1・10勝のミエスクで、キングマンボは、仏2000ギニー、セントジェームズパレスステークス、そして母ミエスクも制したムーランド・ロンシャン省の勝ち馬

キングマンボ産駒は、キングズベスト(英2000ギニー)などが出て、世界的成功

キングズベストは、産駒に日英ダービー馬を出している
(日本ダービー=エイシンフラッシュ、英ダービー=ワークフォース)
(ワークフォースは、凱旋門賞も制している)

日本では、キングマンボ産駒では、エルコンドルパサーの他に、キングカメハメハが変則2冠馬(NHKマイルカップ、日本ダービー)となり、種牡馬としても大成功しています

キングマンボの母の父が大種牡馬ヌレイエフ

母サドラーズギャルは、大種牡馬サドラーズウェルズ産駒でイギリスで9戦0勝、スペシャルとリサデルの全姉妹の4×4×3の強いインブリード

さらに大種牡馬ノーザンダンサー4×3のインブリード

スペシャルは、ヌレイエフの母で、サドラーズウェルズの祖母,

スペシャルとリサデルの母はソング

母の父がサドラーズウェルズ

母系は、4代母に繁殖牝馬で大成功のソング

■履歴
▼現役時代
▽2歳
エルコンドルパサーは、1997年11月に3歳(当時は馬齢は旧表記、現在の2歳)でデビューし、デビュー戦を圧勝しました。

▽3歳
年が明けた1998年の2戦目も圧勝しましたが、このころはダートに適正のあるダート馬と評価されているのがほとんどでした。

芝への対応・適正の試金石として、3戦目に芝1800メートルのGVで施行される共同通信杯4歳ステークス(当時は馬齢は旧表記、現在の3歳)に出走します・・・

しかし 積雪の影響でグレードの格付け無しのダート1600メートルで施行に変わったため、芝への対応・適正は次戦以降に持ち越されました。

4戦目に芝1400メートルのGVのニュージーランドトロフィー4歳ステークス(当時は馬齢は旧表記、現在の3歳)に出走し、出遅れたもののレースは圧勝・・・

芝への対応・適正も示しました。

5戦目に4戦無敗でGTで芝1600メートルのNHKマイルカップに出走し、余裕で勝利し、GTを手中にしました。

秋は、GUの芝1800メートルの毎日王冠から始動し、ここで当時無敵の快速馬・サイレンススズカの2馬身1/2差に敗れます。

骨折のためNHKマイルカップに出走しなかったグラスワンダーも出走(5着)しており、両馬(エルコンドルパサーとグラスワンダー)の主戦騎手であった的場均騎手はグラスワンダーを選択しています。

エルコンドルパサーが、この後にジャパンカップを圧勝し、翌年の1999年に凱旋門賞2着などをしたことを考えると、エルコンドルパサーのキャリアにおいて唯一ともいえる完敗の敗戦を記録させたサイレンススズカのすごさや強さを改めて感じます。

この後、前述のようにGTの芝2400メートルのジャパンカップに出走したエルコンドルパサーですが、このころは父がスピード血脈が強いキングマンボであることなどからマイラーでは・・・と距離(2400メートル)への不安をささやかれていました。

しかしレースになると先行して抜け出す横綱相撲で、エアグルーヴ以下に2馬身1/2差をつけて快勝しています。

この着差は、ジャパンカップにおける最大着差(当時)であり、4歳(当時は馬齢は旧表記、現在の3歳)でのジャパンカップ優勝も初でした。

エルコンドルパサーは、1998年のJRA「最優秀4歳牡馬」(当時は馬齢は旧表記、現在の3歳)に選出されますが、選出をめぐっては、皐月賞、菊花賞のクラシック2冠を制したセイウンスカイが選出されなかったことで議論などとなります

個人的には、競馬の国際化などの点からジャパンカップなどを圧勝しているエルコンドルパサーの選出でよかったと考えます。

▽4歳
さらに年の明けた1999年は、エルコンドルパサーは、競馬の本場の一つであるヨーロッパ(フランス)に遠征し、ヨーロッパで戦うことになります。

ヨーロッパ初戦のイスパーン賞でクロコルージュの3/4馬身差の2着に敗れる

2戦目にサンクルー大賞で圧勝、サンクルー大賞がクラシックディスタンス、チャンピオンディスタンス(芝2400メートル)であったことから凱旋門賞の有力候補となります。

さらに、ステップレースのフォア賞を快勝すると、完全に凱旋門賞の有力候補となっていました。


凱旋門賞は、近年まれなすごい不良馬場で行われ、エルコンドルパサーは果敢に逃げましたが、ゴール前でモンジューにとらえられ、1/2馬身差の2着でした。

このレースを最後にエルコンドルパサーは現役を引退します。


1999年の年度代表馬及び最優秀5歳以上牡馬に選出

・1999年の年度代表馬

この年の年度代表馬候補はスペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダーでした。

エルコンドルパサー
サンクルー大賞、凱旋門賞2着
フランスのGT1勝、世界最高峰のレース・凱旋門賞で2着の快挙

スペシャルウィーク
ジャパンカップ、天皇賞・春、天皇賞・秋
JRAのGT3勝

グラスワンダー
有馬記念、宝塚記念
JRAのGT2勝、その2勝はともにスペシャルウィークを下したもの

記者投票ではスペシャルウィークが1位(スペシャルウィーク83,エルコンドルパサー72)となったものの過半数(107)に至らず、選考委員によるエルコンドルパサーとの決戦投票となり、まずエルコンドルパサーが7対4で最優秀5歳以上牡馬(馬齢旧表記)に。

その後、「年度代表馬は各部門馬から選ぶ」という規定で年度代表馬投票に1票のエアジハート(最優秀短距離馬・父内国産馬)と争われ、満場一致で年度代表馬にエルコンドルパサーが選出

この結果は大きな論議を呼びました。

エルコンドルパサーはこの年フランスで競走生活を終えており、サンクルー大賞優勝、凱旋門賞2着の歴史的快挙があるものの、JRAのレースには出走していません。

スペシャルウィークのJRAのGT3勝を評価すべきか、エルコンドルパサーの海外の快挙を評価すべきか、さらにいえばスペシャルウィークに直接対決で2戦2勝のグラスワンダーの評価は・・・といったところが議論の的となりました。

個人的には「世界の競馬」に目を向けた場合、エルコンドルパサーの年度代表馬選出は「あり」と考えます


なお、馬主の
渡邊氏に対し、同年は東京競馬記者クラブ賞、フランスでその年最も活躍したホースマンに贈られるゴールド賞、翌年3月にアメリカのケンタッキー競馬協会から最優秀生産賞が贈られた

▼現役引退後
現役引退後は種牡馬となりました。

種牡馬としては
わずかに3世代の産駒のみ残し、早世しましたが、わずかの産駒からヴァーミリアン、アロンダイトなどを輩出し、クラシックレースの菊花賞のソングオブウインドも出しました。

早世が惜しまれますね。

主な産駒・・・
ソングオブウインド(菊花賞)
ヴァーミリアン(川崎記念2回、JBCクラシック3回、ジャパンカップダート、東京大賞典、フェブラリーステークス、帝王賞など)
アロンダイド(ジャパンカップダート)

トウカイトリック(ダイヤモンドステークス、阪神大賞典、ステイヤーズステークス)
など

母の父・・・
マリアライト(エリザベス女王杯、宝塚記念など)
クリソライト(ジャパンダートダービーなど)
クリソベリル(ジャパンダートダービー、チャンピオンズカップ、帝王賞、JBCクラシックなど)
など

前述のように、早世し、2002年7月16日に死亡

2014年にJRA顕彰馬として競馬殿堂入り。

(個人的には顕彰馬選出は当然でむしろ今までいろいろな諸事情があるにせよ選ばれるのが遅すぎたと思います)

■凱旋門賞2着の評価・国内の評価・国際的評価

・「重馬場の鬼」で近年有数の名馬との評価されるモンジューに善戦したこと

・凱旋門賞は、5歳馬以上の斤量が4歳馬より3・5キロも重いなどのことを考えると(当時は馬齢は旧表記、現在のそれぞれ4歳以上、3歳)

この2点から「このレースにはチャンピオンが2頭存在した」とのエルコンドルパサーへの高い評価も納得します。

ちなみにエルコンドルパサーは5歳馬以上の5歳、モンジューは4歳馬です。(当時は馬齢は旧表記、現在のそれぞれ4歳以上、3歳)

エルコンドルパサーは国内でレースをせず、1999年のJRA「年度代表馬」に選出され、大きな議論、話題などとなりました。


エルコンドルパサーの世代は、「20世紀最後の最強世代」といわれ、3強を形成したエルコンドルパサー、スペシャルウィーク、グラスワンダーがいずれも世代が違えばチャンピオンホースになっていたと思われます

3強の凄さ、強さは「20世紀最後の3強〜スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダー〜」でわかると思います。


サンクルー大賞圧勝、凱旋門賞2着、国際的高い評価などの快挙

こうしてエルコンドルパサーは、日本競馬史上最も国際的評価が高い馬となりました。


▽史上最強馬RANKING−日本(海外を含む) RANKING1位


エルコンドルパサーを知るおすすめ作品

■競走成績
開催日 開催国 競馬場
レース名

距離


頭数
人気
着順
斤量
着差

騎手
タイム

1着(2着)


1997.11.8 東京
新馬

D1600




53


的場均
1.39.3

(マンダリンスター)

1998.1.11 中山
500万下

D1800


13

55


的場均
1.52.3

(タイホウウンリュウ)


1998.2.15 東京
共同通信杯4歳ステークス

D1600




55


的場均
1.36.9

(ハイパーナカヤマ)


1998.4.26 東京
NZトロフィー4歳ステークス

T1400
GU

18

56


的場均
1.22.2

(スギノキューティー)

1998.5.17 東京
NHKマイルカップ

T1600
GT

17

57
1・3/4

的場均
1.33.7

(シンコウエドワード)


1998.10.11 東京
毎日王冠

T1800
GU



57
2・1/2

蛯名正義
1.45.3

サイレンススズカ


1998.11.29 東京
ジャパンカップ

T2400
GT

15

55
2・1/2

蛯名正義
2.25.9

エアグルーヴ


1999.5.23 仏 ロンシャン
イスパーン賞

T1850
GT



58
3/4

蛯名正義
1.53.8

Croco Rouge


1999.7.4 仏 サンクルー
サンクルー大賞

T2400
GT

10

61
2・1/2

蛯名正義
2.28.8

(Tiger Hill)


1999.9.12 仏 ロンシャン
フォア賞

T2400
GU



58
アタマ

蛯名正義
2.31.4

(Borgia)


1999.10.3 仏 ロンシャン
凱旋門賞

T2400
GT

14


59.5
1/2

蛯名正義
2.38.6

Montjeu



■5代血統図
Northern Dancer3×4、Special(Lisadell)4×4×3、Native Dancer4×5、
Kingmanbo
アメリカ
1990 鹿毛
Mr.Prospector
アメリカ
1970 栗毛
Raise a Native Native Dancer Polynesian
Geisha
Raise You Case Ace
Lady Glory
Gold Digger Nashua Nasrullah
Segula
Sequence Count Fleet
Miss Dogwood
Miesque
アメリカ
1984 鹿毛
Nureyev Northern Dancer Nearctic
Natalma
Special Forli
Thong
Pasadoble Prove Out Graustark
Equal Venture
Santa Quilla Sanctus
Neriad
*サドラーズギャル
Saddlers Gal
アメリカ
1989 鹿毛
Saddler’s Wells
アメリカ
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic Nearco
Lady Angela
Natalma Native Dancer
Almahmoud
Fairy Bridge Bold Reason Hail to Reason
Lalun
Special Forli
Thong
Glenveagh

1986 鹿毛
Seattle Slew Bold Reasoning Boldnesian
Reason to Earn
My Charmer Poker
Fair Charmer
Lisadell Forli Aristophanes
Trevisa
Thong Nantallah
Rough Shod

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世界と差のあった時代に、世界レベルで戦った勇者・・・
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